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タングへハンドル材を取り付けるときは、以前は木工用バイスを使っていましたが最大口開が短く、シャコ万力を加工して現在は使用しています。加工した部分は受け部のところを押金の中央で切断をし、ヒルトの保護のため銅板を折り曲げて接着しています。押し込み金具の先端は角度フリーの金具が付いておりこれによりハンドル材の切り口角度も気にならずに押し込めます。シャコ万力本体だけですと取り扱いが上手くいきませんのでバイスにつかみ固定して使います。シャコ万力も大きさや種類が豊富ですので選ぶことが出来ます。

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※FBの投稿もあり両方で大変な思いをしています。でもブログは新作や製作過程、治具などの紹介を中心にやっていくつもりですのでお立ち寄り下さい。
焼き入れに向かっている間に

     3.1/4" フィールドストリーム

を製作しています。ハンドルに悩みました。最終決定は画像の通りマンモスツースに本決まり。

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全て手作業です。このセレーション加工は。小型マルヤスリで一面を均等に削り込みます。そして左右の位置を確認しながら裏面を削ります。今回、鋼材がS30Vであるため焼き入れ後のの加工性(耐水ペーパーが非常に掛けにくい)を考え、耐水ペーパーを使い番手を上げて仕上げ同様の状態にします。

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バーキングのホイールの取り替えが面倒です。3.10.12インチとナイフの形やサイズによって取り替えなければなりません。結構セッティングが面倒で3インチを付けたら3インチ用のナイフ、10インチを付けたら10インチ用のナイフとまとめ削りをします。そんなわけでいろいろの形のナイフが出来て、順番を決めて焼き入れに出します。あっちこちと手を付けていると思われがちですがその方が効率よく時間も短縮できます。ちょっと言い訳じみてしまいましたがこれがNOBU'S流です。

    本日は
      カスタムキッチンナイフ
      5.1/4" ブーツナイフ
を紹介しておきます。
 星山さん両方ともエングレーブが入りますのでよろしくお願いします。

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Big Bear

完成しました。そして滋賀県に嫁ぎました。

       ATS34
刃長 7インチ
       ハンドル  アイボリー
       ヘアライン仕上げ
の大型ナイフでした。

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画像を見て分かって貰えますか。通常ヒルト全面が曲線の場合ボルスターにしてしまいますが、今回は本来のヒルト装着をしようとヒルトの溝切りを二段階に分けてやっております。
 1枚目の画像ですがヒルトを装着した状態です。ヒルト全面の曲線を分かりやすく赤で記入してあります。
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 2枚目の画像がヒルト溝とヒルトの二段階加工のヒルトです。
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 3枚目は装着後のヒルトの状態でぴったりと溝に収まっています。
       後はヒルト全面の加工となりボルスターではなくヒルトとなります。
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画像では隙間があるかのように見えますがピタッと入り隙間はありません。(溝は窮屈状態で仕上げておき、プラハンマーで軽く叩いて入れ込んでおりますから隙間はありません。)

※何故こんな面倒な事をするのと聞こえてきそうですが、合わせ部分が表面に出るのを極力抑えるためだけです。
最初にイベント用にと製作したカスタム遠江の守がオーダー品として注文を受けてしまった。イベント用とは言ってはいられない。カスタムナイフとして作らなければ。まずはブレード。VG10を使用しハンドル材はボックスエルダーのブラック&レッド。ペアーでカスタムカッターナイフも依頼を受け同時進行。上に写る棒のような物が立派なカッターナイフに。ゆっくりとじっくりと作ります。

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オーダー品としては3本目だ。
ビックベアーなどのファイティング系ナイフは

     ストラップ型シース

になります。完成しました。まだ革には水分が残っており自然乾燥により完全乾燥を目指します。そして最後にシリアル番号の刻印を入れて全てが完成となります。革は厳選されたイタリア製のリオショルダーです。使い込むほどに艶が出て風合いが出ます。

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大まかに形が出来上がりました。最終仕上げの磨きに入りますがその前にシースを作ります。


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何を作っているかって。これ

        シュナイダー・ボルト

なんです。一つのナイフにハンドルが付き、穴開けの後、一つずつボルトを作るんです。勿論ステンレスのSUS303。ですからナイフ本体、ヒルトを含め全て手作りということになります。

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